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ラジエルってどんなキャラ?ゲームキャラで神話解説天使編

天の執筆者ラジエル

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パズドラより「ラジエル」降臨モンスターとしてはかなり強い。

 

どうもどうも、みなさんこんにちは、へーです。

今回のキャラ解説はパズドラよりラジエルの紹介をして行きたいと思います!

 

パズドラプレイヤーからするとまだ耳に新しいキャラクターかと思いますが、天使の知識がある方からすれば、「ようやく来たか」と思うような存在ですよね。

実は、誰もが知っているエピソードの多くに、この七人の大天使であり、座天使の長ラジエルが関わっているのです。

 

さて、前置きはこのへんにして、早速解説していきましょう!

 

目次

 

 

その名も「神の秘密」

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進化後は「知悉の大天使・ラジエル」。知悉(ちしつ)とは、知り尽くした、という意味です。まさに。

天使と言えば、「〇〇エル」とう名前をよく聞くかと思います。

 

ラファエル、ミカエル、ウリエル、ガブリエル、ラグエル、、、etc

 

実はこの「エル」というのは、「神の〇〇」という意味なんです。

そして、このラグエルが持つ意味は「神の秘密」です。

 

良いですね、非常に良い。

良い感じに中二心が刺激されます(笑)

 

さて、その名前の通り、彼は「この宇宙に存在するすべての秘密」を知る存在です。

そして、先ほど申し上げた通り、七大天使のひとりです。

七大天使というのは、ユダヤ教キリスト教におけるもっとも重要な天使達なんですが、実は参照する資料によって、所属する天使が異なっていたりします。

実のところ、主だって知られる聖典のなかで七大天使とされることはあまりないのですが、神の玉座を仕切るカーテンの、その内側にいることを許されていた彼は、他の天使達が知りえない、この世界の秘密を知っていたので、重要な天使であることには変わりないでしょう。

 

ラジエルの書

さて、彼といえば、何においてもラジエルの書」の存在でしょう。

この世界に存在するすべての秘密を知っていた彼は、それをまとめた「ラジエルの書」を執筆しました。

この「ラジエルの書」は、さまざまな伝説と関りがあります。

 

なんと言っても世界に存在するすべての秘密が詰まった書籍です。

そんなものがこの世にあって、何も起きないはずがありませんよね。

 

ラジエル(ラジエルの書)が関わった伝説

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左:リヴァイアサン 右:ベヒーモス(CDコラボ)

 

・アダムとイブ

もっとも有名なエピソードとして、人間の祖たるアダムとイヴが関わったものがあります。

彼らが禁断の果実を口にしてしまい、エデンの園を追放されたというのは有名な話ですが、その時、彼らを哀れんだラジエルはその本をアダムに与えました。

 

その際に、秘密を知らない天使達が嫉妬し、アダムから「ラジエルの書」を奪い、海に捨ててしまったという逸話があります。

 

後に、神の命令を受けた海の天使ラハブが探し出し、アダムの手に返しましたが、ラハブは後に堕天し、悪魔になってしまいました。

 

ラハブが悪魔になった存在、それこそが、ゲームでよく見かける

レヴィアタン(リバイアサン)」や、ベヒーモス

と呼ばれる怪物なのです!

 

なんだか北欧神話っぽいイメージを持ちがちですが、聖書の存在だったんですねぇ。

 

閑話休題―――。

(言ってみたくなるやつ)

 

さて、そんなラジエルの書ですが、その後は、旧約聖書の正典にも含まれる、エノク書の編纂者であるエノクの手にわたり、その執筆の際に参考にされたと言われています。

 

ノアの箱舟

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ノアの箱舟伝説、誰もが知るあの物語にも、ラジエルが関わっていた・・・?

その後、ラジエルの書はノアの手にわたることになります。

『創世記』において、世界中の動物のつがいを乗せて、大洪水から動物を救ったノアの箱舟伝説で有名な彼ですが、一般的に神に命じられてその船を作ったと言われていますが、このラジエルの書」によって洪水を知り、箱舟を作ったという話もあります。

 

ソロモン王、召喚術の秘密

さて、その他にも様々な人の手に渡ったラジエルの書ですが、知られている限り、最後にこの本を手にしたのはかの有名な古代イスラエルの王「ソロモン王」です。

彼は天使や悪魔をなんと七十二柱も召喚し、使役していたと言われています。

その召喚する術や叡智は、このラジエルの書によってもたらされたとも言われています。

 

終わりに

 

ラジエルの解説については以上です。

いかがでしたでしょうか!

 

パズドラと関連付けて紹介するつもりでしたが、実はゲーム中の行動や、スキルと、天使としてのラジエルに関連することがあまりなく、ただの天使紹介になってしまいました(笑)。

 

補足として、天使の基本概念として、序文に出てきた、『座天使』などの階級について少し解説をすると、天使の階級は大きくは3つに分かれており、それぞれの階級の中でさらに3つずつに分かれて、全部で9つの階級があります。

 

第1位階(神様と直接接することができる天使)

熾天使

智天使

座天使

 

第2位階(天使たちに神の言葉を伝える役割の天使)

主天使

力天使

能天使

 

第3位階(神の言葉を人間に伝える役割を持つ天使)

権天使

大天使

天使

 

と、こんな感じに分かれています。

第1位階の座天使の長であるラジエルは、まあかなりえらいってことですね!

よく知られているミカエルやらガブリエルやらって天使たちは七大天使でもありますし、とても偉大な天使だという話もよく聞きますが、実は第3位階の天使です。

おそらくもっとも有名で、もっとも人気のある天使、ミカエルは大天使の長ですしね。

 

ただ、これも本当は熾天使なんだけど、人間と関りのある役割を担っているから、第3位階の長として仕事してるんだよ!本当は偉いよ!みたいな話もあるので、この辺は懐深く見ていけば良いのかなあと。

 

ちなみにですが、位階が低いほど人間の姿に近いそうですので、伴って、物語に登場する天使ほど位は低い傾向があったりします。

 

以上、ラジエルの解説でした!

 

降臨キャラとしてはなかなかの性能だと思いますし、ダンジョン難しいですけど、なんとか手に入れておきたいキャラですな。

 

 

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